ハーブの効果

ハーブとは

ハーブ(herb)とは、元来はラテン語で草木の事を言いますが、一般にはヨーロッパで薬用やスパイス等として有用な草全般の事を言います。
大きい意味で言えば、人々に有益な効果を与えてくれる植物全般です。

古くからヨーロッパなどでは薬用として使われ、ペスト（黒死病）の蔓延を救ったのもハーブの知識があったからだと言われています。現在、ハーブの使用用途は多岐にわたっています。調味料やアロマオイル、ハーブティーなどが有名です。

もうひとつの代表的な使用用途として、メディカルハーブとしての使用があります。ヨーロッパではハーブが医薬品として扱われている国も珍しくなく、様々な症状の改善に役立っています。

代表的な効果の紹介

ここでは、調理用に使用しているものではなく、メディカルハーブとして使用する代表的な数種類を紹介します。

セントジョーンズワート

うつ病や不安障害の処置として使用されています。ネイティブアメリカンは人工妊娠中絶薬、抗炎症剤、収斂剤、消毒剤などとして古くから使用しています。

エキナセア

免疫力を高めるハーブとして有名です。白血球や、脾臓の細胞を増やし、顆粒球の貪食能を活性化するので、風邪やインフルエンザにも効果があります。

ノコギリヤシ

当サイトで解説しているハーブです。前立腺肥大や抜け毛、薄毛と言った男性ホルモンの影響を受けている症状に効果を発揮します。
詳しくは、効果の解説をご覧ください。

フィーバーフュー

偏頭痛を和らげたり、防虫効果、シミやソバカスを減らす効果があるとされています。最近、主成分に発毛効果があるとアメリカの論文で発表されて注目を浴びています。

ラベンダー

古くから入浴の時にお湯に入れるなどして使用されてきました。緊張やストレスを和らげ、眠りを促す効果があります。防虫、殺菌、鎮痛などにも効果があるとされています。